第１０回　ドミニカのコーヒー豆

ドミニカのコーヒー豆は、スクリーンサイズによって格付けされています。

AA
AB
とグレードわけがされております。

品種は、カツーラ・ティピカなどが栽培されています。

産地について

ノロエステ地区 、
シバオ地区 、
シエラオクシデンタル地区、
シエラセントラル地区 、
シエラスール地区 、
ネイバ地区、
バラオナ地区

7つの地域でコーヒーが栽培されています。

1700年にティピカ種の苗木が移植されたのが栽培の始まりです。
起伏に富んだ傾斜面で栽培が行われ、比較的大規模な農園で栽培が行われています。

国全体の生産量が減る一方、国内消費が上昇しているため、年々輸出量が減っており、
日本では希少な豆として扱われています。

日本に輸入されるドミニカは、農園指定のものがほとんどです。

ブルーマウンテンに代表されるカリブ海産のコーヒーに共通するのは、すっきりとした飲みやすさとまろやかでフルーティな甘みが特徴です。

試飲したコーヒー

ドミニカ ラミレス農園 AA

ドミニカにしてはとても個性のある豆で、中米の豆に近いものを感じます。ただ、中米のものに比べると、 　・ややボディーが弱い　・香りの迫り具合がややゆっくり という印象を受けます。 「甘味」、「香り」、「酸味」、が特徴の、プレミアムなドミニカンビーンズです。

味覚について

浅煎りの味覚
ハニー、フローラル、ナッツ、フルーティーな派手な味わい。飲み終わったあと、鼻から抜ける香りが「プレミアム感」を引き立ててくれる。クリーンで、酸味はマイルド。

中煎りの味覚
柑橘やナッツの香りや小麦の様な香ばしい香りも感じられます。甘みもしっかりあり、明るい酸味もまだ残っています。香り、酸味、ボディーのバランスがいいです。

中深煎りの味覚
ほのかに華やかな香りと心地よい苦味を感じます。甘みも残っていて、後味すっきりした印象です。

生産地情報

農　園　名　:　ドミニカ　シバオ　アルツーラ地区ハラバコアのラミレス農園 産地標高 　:　950～1,500m

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