・ブレンドコーヒーの作り方
ブレンドコーヒーとは、何種類かのコーヒー豆を混ぜ合わせたものです。
ブレンドコーヒーの作り方は、2種類あります。
それは、焙煎する前に、生豆をブレンドしてしまう「プレミックス ブレンド」と、焙煎した後の豆をブレンドする「アフターミックス ブレンド」です。
プレミックスブレンドの良い点は、少量での焙煎が出来る事と短時間で仕上げられる事です。
当店の様に200gを注文を受けてから焙煎するには、この方法が合っています。
逆に欠点は、豆の大きさも収穫時期も違う豆を一緒に焙煎するので、混ぜた豆ごとに煎り加減は違ってしまいます。
その為、焙煎してみないと味がわからない部分が多く、配合を決めるのが難しい事です。
また、試飲して味が合わなくても、作ってしまったので、残りを全部飲みきらないといけません。
アフターミックスブレンドの良い点は、混ぜる豆ごとにお好みの味になる様に焙煎をする事が出来、自分が作りたい味にある程度、予想してブレンド出来る事です。
そして、コーヒー1杯づつ配合して試飲出来、ちょっとづつ配合を変え飲み比べが出来ます。
欠点は、ブレンドが大量に出来てしまう事と、焙煎時間が長くかかる事です。
例えば、4種類の豆を配合しる場合、プレミックスは1回の焙煎に対し、豆ごとに4回焙煎しなければなりません。
そして、配合比率を、ある豆は1割と設定すると、当店で作るとしたら、一回の焙煎可能量の最低は200gなので、完成量は2キロになってしまう事です。
以上の事をふまえ、ご自身にあった方法を選んでください。