第52回 ティモール・サントモンテ

 

 

 

 

 

 

東ティモールは2002年にインドネシアから独立(主権回復)を果たし、今コーヒーは教育、健康、伝統的な文化活動を支えてくれ産業になりつつあります。
コーヒー農家にとって聖なる山として崇められている同国最高峰のラメラウ山(2963m)を望む地域で作られていることから「ティモール・サントモンテ(聖なる山)」と名付けられました。
東ティモールの山岳地帯は、日中の強い日差しに比べて朝晩は冷え込み、温度差があります。
年間降雨量も2000ミリ以上と美味しいコーヒーを作るための自然環境に恵まれ、国民の1/4がコーヒー生産に従事し、そのほとんどが小規模農家です。栽培から精製までの大部分を手作業にて丁寧に行われています。
栽培や精製の技術指導を受け、生産者の品質管理に対する意識も上がり、東ティモールコーヒーの品質は向上してきています。

国名              東ティモール

産地              エルメラ県レテフォホ

標高              1400.1800m

精選方法          水洗式

スクリーンサイズ  16UP

買い付け方法      パーチメントまで農家さんが仕上げそれを買い付け

乾燥方法天日乾燥(一部アフリカンベッド使用)

シェードツリー    モクマオウならびに豆科(ファルカタ)

品種              ティピカ、ハイブリッド・ティモール、カチモール

開花時期          11月.12月

収穫時期           7月ー9月