第41回 ペルーのコーヒー豆について

ペルーのコーヒー豆について

ペルー共和国は、南アメリカ西部にある国です。

コロンビア、エクアドル、ブラジル、ボリビア、チリと、たくさんの国と隣接しています。

マチュピチュがあることでも有名です。

コーヒー生産量は世界第9位。

2010年、全米スペシャルティー・コーヒー協会(SCAA)が行った品評会で最優秀賞をとったのがこのペルーコーヒーなのです。

その時出品されていたのはわずか3ヘクタールの農地で栽培されたものでした。

品質の高さが認められたことで、世界に羽ばたく一歩を大きく踏み出しました。

まだ、まだ知名度はあまりありませんが、ペルーのコーヒー輸出量は右肩上がりになってきています。

ペルーの産地

主な産地はフニン、クスコ、アヤクチョ、カハマルカ、プノ、サン・マルティン、パスコ、アマソナスなどです。

どの産地も土壌が肥沃で、年間を通して湿度が安定しており、気温も20℃から30℃と、コーヒーにとって最適な環境が整っています。

ペルーのコーヒーの3割は天然資材を使った有機栽培コーヒーで、世界で見てもペルーの有機コーヒーは上位に入っています。

ペルーの品質

ペルーでは300g中の欠点豆の混入度合いと、選別方法によって4段階で分けられています。

良い方から、ESHP、ES、MCM、MCです。

MCは機械選別を一回したのみで欠点数100~71、

MCMは機械選別を二回しており欠点数70~41、

ESはMCMをさらに電子選別機にかけたもので欠点数40~11、

ESHPはESをハンドピックしたものです。

 

試飲したコーヒーは

ペルー マチュピチュ天空

アンデス山脈とインカ帝国で知られている南米の国ペルー南部にあるクスコ県は過去にはインカ帝国の首都であり、付近にはインカの至宝“空中都市”マチュピチュを有するまさに世界の中心でした。

クスコ市内から途中、マチュピチュへの玄関口オリャンタイタンボを通過し北西方向へ直線距離110kmの距離にホセ オラヤ組合があるキリャバンバ市はあります。

この地域は非常に乾燥した気候ですが、アンデス山脈の雪解け水が乾季でも豊富にあり、農園は源水を引いて灌漑設備を整え、干ばつ対策を行なっています。

標高の高さと肥沃な土壌の恵みにより、程良い甘みと酸味のバランスがとれたコーヒーが生み出されます。

有機JAS認定を取得しているホセ・オラヤ協同組合は1966年から続く歴史ある組合で、化学肥料を一切使用しないプログラムによりコーヒーを生産しています。

ホセ・オラヤ組合のコーヒー豆は、果実のような風味を感じることのできる品種になっています。

爽やかな柑橘系の風味と、ほんのりと効いた酸味はフルーツのようで、加えて蜂蜜のような甘みと後から追いかけてくる優しいコクを持っており、まろやかな味に仕上がっています。

組合:ホセ・オラヤ組合 (Jose Olaya)

地域:クスコ県、キリャバンバ市

標高:1700-1800m

品種:ティピカ、カツーラ、カチモール、ブルボン

平均農地:3㌶

精製:ウォッシュド式

乾燥:アフリカンベッドやパティオでの100%天日乾燥

収穫期:5月~9月

認証:JAS有機認証

Jose Olaya組合は1966年から続く歴史ある組合。

化学肥料を一切使用せず、有機肥料のみの有機栽培。

2012年よりQuillabamba市主導のProm Peruプロジェクトとして、農業指導や有機肥料の提供を受けています。

北部のJaenと比べ非常に乾燥した気候ですが、アンデス山脈の雪解け水が乾季でも豊富にあり、同農園も農園上部より源水を引き灌漑設備を整え旱魃対策を行なっています。

*Prom Peru は標高1600m 以上の農園を対象とした品質・生産量向上プロジェクト。

対象農園には証明書を発行し、農園主に自身のコーヒーの価値を伝え向上をサポート。

またコーヒー産業の女性の地位・権利保護活動も行なっています。

口に入れた瞬間ナッツの香りと柑橘系の香りが広がります。